のど飴日記

言葉と文字

言葉と文字_e0130546_124987.jpg

近頃、小学生を意識し始めた娘が言葉と文字の壁にぶつかっております。
テレビを観てはこれはどういう意味なの?と頻繁に尋ねてきます。
そのテレビも沢村一樹主演の失踪人のドラマなどで子供には難しい台詞が多く・・・。
「今、何で笑ったと?何が面白かったと?なんで?」といちいち聴かれて
同時通訳しながらドラマを観ているような気分で落ち着きません。
言葉には同音でそれぞれにいろんな意味があるので厄介です。
「パクる」という言葉にぶつかった時は少々手こずりました。
犯人を警察の人がパクッたんですけど、これにもいろんな意味があって
人の物を盗むことも「パクる」だし、パクルパクルパクルと繰り返して言うと
いつの間にか「クルクルパー」となるし(ちょっと無理があるかな)、
どれをもってその「パクる」の解説にするかで窮しました。
娘もあまり宜しくない言葉なんだなということは分かっていたのか
「パクッたらパクッとパクられるってことだよ!分かった?」と言いますと
「ふ~ん」と頷き、ミルクを欲しがって口をパクパクさせている生後4ヶ月の息子に
「だ~めでしょ!パクパクしたらパクられるとよ!」と言い聞かせてました。
これには生後4ヶ月の息子もびっくりしたのか口を真一文字にしてました。
何とも微笑ましい話じゃありませんか。[05/25 2010]

by bloodandsystem | 2010-05-25 12:04 | 日記 | Trackback | Comments(0)